新かながわ
県内唯一の地方政治新聞・週刊「新かながわ」 くらし・憲法・基地問題、雇用・教育・地域の動きがわかる 革新・民主の共同をつなぐ
「新かながわ」は、1965年に創刊。県内の革新・民主の世論と共同を広げるただ一つの地方政治新聞です。毎週発行されています。「新かながわ」は、県民のくらしにかかわる重大な問題を、事実と道理にもとづいて明らかにしてきました。
さらに郷土の文化の発掘、県内の民主的な運動の情報紙としても、神奈川県にはなくてはならない新聞です。
相手がだれであれ、正しいことをはっきり言える、ただひとつの地方ジャーナリズムとしての重要な役割を担っています。この機会に購読を。
「新かながわ」は1ヶ月4回、日曜日発行。購読料は月400円。「しんぶん赤旗」と一緒に配達されます。郵送購読(郵送料金は月160円)も可能。
申し込みは新かながわ社。電話045(641)7181。FAX045(641)8368。住所 〒231−0028 横浜市中区翁町1−4−4 大有ビル402。
【基地ノート669】池子米軍住宅建設、300戸減でどうなる米軍住宅
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2010,09,04, Saturday】
池子住宅地区及び海軍補助施設の横浜市域部分への米軍家族住宅建設計画で、8月26日に開催された日米合同委員会の施設調整部会が、当初計画の700戸を400戸に減らすことを合意しました。 この400戸とは、老朽化した根岸住宅の移設分ということで、計画当時、横須賀地区で不足していた300戸については解決の方向が示されていません。米軍が公表した不足分は、その後も増え700戸と公表していますから、700戸を何処に建設するかが問題となります。 懸念されるのは、遊休化している上瀬谷基地(横浜市瀬谷区・旭区)の跡地です。04年の日米合同委員会第3回施設調整部会で返還を合意した上瀬谷基地の一部は、「現在の使用が終了した時点で、米軍にとって必要がなくなるため、返還に向けた手続きが開始される」ということでした。 それ以外の部分(家族住宅など)についても最後の家族が転居したため、現在では全部が完全に遊休化しましたが、返還に向けた手続きは開始されていません。 それどころか米軍は「これにより基地は閉鎖されるのではない」として訓練などに利用しています。 米軍は94年に、600戸の住宅建設を含む「上瀬谷土地利用計画案」を作成していますが、防衛省は、減らした住宅戸数の建設地については、横浜市内を選択肢にすることも示唆しています。 (す)
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【基地ノート668】進行する米海軍ヘリコプター部隊の再編強化――厚木へも(下)
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2010,08,24, Tuesday】
米海軍は2002年の初め、「ヘリコプターマスタープラン」を策定し、03年には戦術ヘリ飛行隊(HC)や軽対潜ヘリ飛行隊(HSL)などを統廃合して、海軍航空部隊のヘリ部隊を2つの「洋上攻撃ヘリ飛行隊」(HSM)と「海上戦闘ヘリ飛行隊」(HSC)に改変する計画を明らかにしました。 2005年に上記2つの飛行隊を管轄する航空団が太平洋・大西洋艦隊に置かれ、2015年までの改編が開始されました。 プランは、冷戦後の戦闘状況の変化に応じ、ヘリ部隊の任務を再定義して戦術戦闘の効果を上げるためのもの。空母が展開する場が大海原からリトラル(沿岸域)に広がったことから、対潜戦などの対応が必要になりました。一方、ネットワーク化にヘリ部隊は最新の通信機能を持ち、海上からの対地攻撃能力も求められます。 これらのミッションに対応するため選ばれたのが「MH−60R」ロメオと「MH−60S」シエラです。 米軍厚木基地にもロメオとシエラがやってきます。プランでは、第14対潜ヘリ飛行隊(HS−14)は2011年4月までに、第51軽対潜ヘリ飛行隊(HSL−51)は2013年3月に改編されることになっています。 (び)
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【基地ノート667】進行する米海軍ヘリコプター部隊の再編強化―厚木へも(上)
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2010,08,20, Friday】
空母航空団の1つであるヘリコプター部隊の機種交代とこれに伴う部隊の新改編が進められています。 何が起きているのでしょうか。実例で見ると―。 昨09年2月末に、米空母ジョン・C・ステニスが佐世保に寄港しました。この時、2つの新しいヘリ飛行隊が乗っていたのです。 1つが「第71洋上攻撃ヘリ飛行隊」(HSM−71)、もう1つが「第8海上戦闘ヘリ飛行隊」(HSC−8)でした。 HSM−71は2007年に新しく編成された飛行隊で、教育・訓練を経てこのステニスに搭載されて初航海でした。この飛行隊を担うのが、多用途ヘリ「MH−60R」ロメオ、11機です。 多用途・支援ヘリ「MH−60S」シエラで新編されたHSC−8も初航海でした。8機です。 11機の「60R」のうち、5機が空母ステニスに配備され、残る6機は2機づつ空母攻撃群の水上艦船3隻に分遣派遣されました。同じように、8機の「60S」は6機が空母に、2機は戦闘兵站支援船に配備されました。空母ステニスは昨年初めから7月に帰港するまで、ヘリ部隊の新しいシステムを使いこなす航海・演習・訓練をしたのです。 どういう「計画」によって実施されたのでしょうか。(び)
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【基地ノート666】 1200人も増えた基地外居住の米軍関係者
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2010,08,09, Monday】
08年に沖縄県で発生した女子中学生暴行事件で、犯人の米兵が基地外に居住していたことから、防衛省が基地外に居住する米兵と軍属およびその家族の人数を米軍からの報告をもとに公表するようになりました。 今年の3月1日現在の基地内外居住者の人数が発表されました。横浜市では、全居住者が前年比で254人増えていますが、根岸住宅の居住者はわずか5人とはいえ減少しています。増えているのは基地外の居住者で、273人の増加です。横須賀市では、全居住者は1万4045人ですが、基地内住宅の居住者は1413人も減少し、基地外居住者が727人も増加しています。 逗子市では、池子住宅に居住している人数は116人減って2374人ですが、基地外居住者は殆ど増えていません。これは、民間マンション等を借りるなら基地に近い横須賀市内に住宅を求めるからでしょう。 厚木基地周辺では、基地内住宅がない大和市に居住しているのは基地外居住者だけですが36人増えて708人です。基地内住宅のある綾瀬市では、基地内居住者が311人増えていますが基地外居住者は21人しか増えていません。 神奈川県全体では、基地内居住者が1646人減少しているのに、基地外居住者は1234人増加しています。基地外居住者には、門限や飲酒の制限もありません。毎月20万円以上の住宅手当が軍から支給されているので、これからも基地外居住者は増える一方かも知れません。犯罪や事件、事故の増加が懸念されます。 (す)
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【基地ノート665】スーパーホーネット・ブロック2が厚木に
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2010,08,06, Friday】
米軍厚木飛行場の空母ジョージ・ワシントンの艦載機の戦力向上が進められています。 前々回取り上げた戦闘攻撃部隊の動きです。 4つある飛行隊の内2つに動きがありました。 昨年12月にスーパーホーネットF/A−18Eの「第115飛行隊」(11機)が厚木に新たに配備されました。 2003年末から厚木にいるF/A−18Fの「第102飛行隊」でも変化がありました。この飛行隊では1月15・16日、F型機が太平洋を渡りカリフォルニア州の海軍基地で乗っていった機体を替え、13機の新しいスーパーホーネットで同月28日厚木に帰ってきました。 合計24機のスーパーホーネットは外見では分かりませんが、スーパーホーネット・ブロック2という最新型航空機です。前々回、ホーネットとスーパーホーネットは別物だと書きましたが、ブロック2はこの前のブロック1と大きさ、エンジン推力などは変わっていませんが、搭載電子機器などが一新されたものです。ブロック2は探知能力が延伸されたマルチロール火器管制レーダーを持ち、艦船などとの情報リンク能力が向上し、対地攻撃・空中戦闘能力を格段にアップしたものです。 (び)
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